接続に関するトラブルシューティングガイド(2XKO)

このトラブルシューティングガイドを順番に進めていけば、記事の一番下に到達するまでに技術の専門家となり、お困りの問題は解消されるはずです。そうでなくとも、サポートチームが問題解消のお手伝いをする際、非常に有益な情報をお知らせいただけるはずです。以下の手順を実行しても問題が解決しない場合は、このページの下部にあるボタンを使用してお問い合わせください。

有線接続に切り替える

ワイヤレス接続の場合、周囲の環境や他の電波信号が通信に干渉するおそれがあることから、トラブルシューティングがうまくいかない可能性があります。電波干渉は、ゲーム中に断続的なラグやパケットロスが発生する原因の一つでもあります。その影響を防ぐため、トラブルシューティングをする際はできるだけ有線(イーサネット)接続に切り替えてから行いましょう。

プロキシやVPN接続を使用しない

VPNやプロキシによる接続は、こちらでは対処しようのない様々な問題を引き起こす可能性があるため、ゲームサーバーへ接続する際は使用しないようお願いします。

VPNについては、ライアットの技術担当者から回線のルーティング調査目的で勧められた場合にのみ使用してください。

ネットワークドライバーを更新する(Windows)

時に、アップデートされていないネットワークドライバーがゲームプレイの問題の原因となります。以下の方法でこのドライバーをアップデートしてみましょう。

  1. Windowsキー + Rを押します。(Windowsキーは、スペースキーの左側、CtrlとAltの間にあります。)
  2. 「device manager」と入力してEnterキーを押します。
  3. 「ネットワーク アダプター」のカテゴリーを開きます。
  4. 使用しているネットワーク アダプターを右クリックして「更新プログラムの確認…」または「ドライバーの更新」をクリックします。
  5. 現在接続しているアダプターがどれかわからない場合は、リスト内にあるものを1つずつすべて更新します。

ファイアウォールのトラブルシューティング

ファイアウォールの役割は大きく分けて2つあります。それは外部からの通信を制御すること、そして外部への通信を制御することです。ハッカーがコンピューターにアクセスできないようにするには、外部からの通信を制御します。ハッカーは通常、オペレーティングシステムやよく使うアプリケーションの不備を見つけて侵入します。

ファイアウォールの多くは、「ユーザー自身が行うこと」からユーザーを守るという仕組みで成り立っています。つまり、外部への通信を制御することによって、外部からの通信を制御しているのです。外部への通信は、システム上で実行されているアプリケーションによって行われます。これらは通常無害です。たとえば、ウェブブラウザ、ゲーム、インスタントメッセンジャーは外部への接続を確立します。

ファイアウォールが2XKOをブロックしている場合は、以下の手順でゲームにVIPパスを付与できます。

ファイアウォールをアップデートする

ライアットゲームズは多くのファイアウォール開発元に連絡し、ゲームを無害なアプリケーションとして、自動的に例外処理してもらえるよう依頼しています。ブロックの例外を適用するためには、お使いのファイアウォールを最新の状態に更新する必要があります。

ご利用されているファイアウォールの提供元サポートサイトで、最新のドライバーやアップデートを確認してください。一部のファイアウォールでは、最新のウイルス定義ファイルのアップデートを受け取るために有効なサブスクリプションが必要になることにご注意ください。

Windowsファイアウォールを無効化する

問題の一番簡単な解決方法は、ご使用のファイアウォールをアンインストールし、無効化することです。

  1. 「スタート」をクリックします。
  2. 「コントロール パネル」をクリックするか、探してクリックします。
  3. 「システムとセキュリティ」を開きます。
  4. Windowsファイアウォールを開きます。
  5. Windowsファイアウォールの有効化または無効化をクリックします(管理者のパスワードが必要な場合があります)。
  6. ネットワークの設定でそれぞれ「Windowsファイアウォールを無効にする」を選択します。

⚠️この手順はトラブルシューティングのみを目的としたものです。

手動でファイアウォールの例外にプログラムを追加する

ファイアウォールの例外リストに追加する必要のある、実行可能ファイルのパスは以下のとおりです。

  • C:\Riot Games\2XKO\Live\Lion.exe
  • C:\Program Files\Riot Vanguard\vgc.exe
  • C:\Program Files\Riot Vanguard\vgm.exe

ファイアウォールには様々な種類やバージョンが存在するため、ここですべてのファイアウォールの設定方法を詳しくご紹介することはできません。ゲームの例外登録設定の方法がわからない場合、お手数ですがご利用されているファイアウォールの開発元にお問い合わせください。

通常は、次の手順で例外を登録できます。

  1. システムトレイにあるファイアウォールを右クリックして、オプションまたは設定画面にアクセスします。
  2. 「例外」、「許可」、「アプリケーション」などのタブを見つけます。
  3. そこに上記4つのプログラムを追加します。その際、「完全にアクセスを許可」する設定にしてください。

サードパーティ製のファイアウォールをアンインストールする

この手順で重要なのは、ご使用のファイアウォールを完全にアンインストールすることです。ファイアウォールは、無効化するだけでは接続をブロックし続けることがあります。問題の原因が明らかになれば、その後ファイアウォールを再インストールし、ゲームにネットワーク接続を許可するよう設定することも可能です。

DNSの設定

パブリックDNSに変更する

インターネットサービスプロバイダーがデフォルトで設定しているドメインネームシステム(DNS)サーバーの中には、ゲームのランチャーが使用するサーバーエイリアスとうまく接続できないものがあります。ランチャーがパッチのダウンロードを開始しない場合、ネットワーク設定でパブリックDNSサーバーに変更しなければならないことがあります。この問題は、アメリカ以外の地域で発生が多く見受けられます。

別の目的のために既にネットワーク設定を変更している場合、さらに変更を加えることで、インターネット接続に不具合が生じる可能性があります。元の設定に戻せるように、変更箇所の情報をメモに残しておいてください。

Windows 10Windows 11
  1. Windowsキーを押します。
  2. 「コントロールパネル」と入力し、開きます。
  3. 「ネットワークとインターネット」を選択します。
  4. 「ネットワークと共有センター」を選択します。
  5. 左側のナビゲーションバーにある「アダプターの設定の変更」をクリックします。
  6. お使いのネットワークアダプターを右クリックして「プロパティ」を選択します。
  7. 「インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)」を選択し、「プロパティ」を開きます。
  8. メニューの下部に表示される、「DNSサーバーのアドレスを自動的に取得する」を「次のDNSサーバーのアドレスを使う」に変更します。
  9. それぞれの空白に、次のパブリックDNSサーバーを入力します。
    - 8.8.8.8
    - 8.8.4.4
  10. 「OK」を選択して変更を保存します。
  11. すべてのウェブブラウザとアプリケーションを閉じます。
  12. Windowsキーを押します。
  13. 画面内で右クリックします。
  14. 「すべてのアプリ」をクリックします。
  15. 「コマンドプロンプト」を右クリックし、管理者として実行します。
  16. 「ipconfig /flushdns」と入力してEnterキーを押します。
  17. コンピューターを再起動します。

IPアドレスの開放/再取得、およびDNSキャッシュの削除(Windows)

  1. 「Windowsスタート」メニューを開きます。
  2. 「cmd」と入力します。
  3. コマンドプロンプトのショートカットを右クリックし、ドロップダウンメニューから「管理者として実行」を選択します。黒い画面に白い文字が表示されます。
  4. コマンドプロンプトに「ipconfig /release」と入力します。
  5. Enterキーを押します。
  6. コマンドプロンプトに「ipconfig /renew」と入力します。
  7. Enterキーを押します。
  8. コマンドプロンプトに「ipconfig /flushdns」と入力します。
  9. Enterキーを押します。
  10. コマンドプロンプトを閉じ、インターネットに接続します。

ポートの開放

難しそうで読む気が起きない?「ルーターのポート開放」に関する解説ビデオ(英語)をご用意しました!

ポートを開放する理由とは

ルーターのデフォルト設定で、ゲームサーバーからの接続を受け入れるポートが閉じられていることがあります。この場合、手動でポートを開放する必要があります。

制限されたネットワークを使用している場合

大学キャンパス内などで、制限されたネットワークから接続している場合、以下のポートをネットワーク管理者に提供し、ポートを開放してもらう必要があります。ネットワーク管理者が追加の情報を必要としている場合は、プレイヤーサポートチームまでご連絡ください。

ステップ1:デフォルトゲートウェイとローカルIPアドレスを取得する

Windows
  1. Windowsキー + Rを押します。
  2. 「cmd」と入力し「OK」を押します(Windowsコマンドプロンプトが表示されます)。
  3. 「ipconfig」と入力します。
  4. Enterキーを押します。
  5. 情報のリストが表示されます。後で必要になるので、デフォルトゲートウェイとIPv4 アドレスをメモしてください。

ステップ2:ルーターの設定ページにアクセスする

Windows
  1. ウェブブラウザを開きます(例:Internet Explorer、Google Chrome、Firefoxなど)。
  2. URLアドレスバーにデフォルトゲートウェイを入力します。
  3. ここでパスワードとユーザー名が必要になる場合があります。これはルーターによって異なります。OKを押しても先に進まない場合は、ユーザー名に「admin」、パスワードに「password」と入力してみてください。
  4. ルーターのデフォルトパスワードのほとんどは、こちらのリスト(英語)に記載されています。
  5. 次のような名前のページへ移動します:ポート開放、バーチャルサーバー、NAT、アプリケーション
  6. 「ポートトリガー」は、「ポート開放」とは異なります。この2つはまったく別のものです。
  7. 正しいポート開放画面には、情報を入力する場所がいくつか表示されます。
  8. ポート開放の画面には、必ず次の項目が表示されます:ポート範囲(1つ)、プロトコル、ローカルIPアドレス、IPアドレス、
  9. コンピューター
  10. 次の項目も表示されている場合があります:アプリケーション名、有効化のチェックボックス。
  11. ポート開放の画面に次の項目が表示されることはありません:2つ目のポート範囲、外部のIPアドレスの範囲。
  12. 前のページに表示されている、それぞれのポート範囲にエントリを作成してください。現在のポート範囲、プロトコル(UDPもしくはTCP)、ローカルIPアドレスを正確に入力してください。

開放するポートの一覧:

ゲームクライアント 5000 - 5500 UDP、7000 - 8000 UDP
パッチャーおよびMaestro 8393 - 8400 TCP
PVP.Net 2099 TCP
PVP.Net 5223 TCP
PVP.Net 5222 TCP
HTTP接続 80 TCP
HTTPS接続 443 TCP
Spectator Mode 8088 UDPおよびTCP
ゲーム音声 1024から65000のうちの50ポートを選択してください

権限の設定

Windowsをアップデートする

「スタート」メニューから「Windows Update」を検索し、利用可能なWindowsのアップデートがすべてインストールされているかご確認ください。

UACを無効化する

  1. Windowsタスクバーに「UAC」と入力します。
  2. 「ユーザーアカウント制御設定の変更」を選択します。
  3. UAC設定のボックスで「通知しない」を選択します。
  4. 「OK」をクリックします。

管理者としてRiotクライアントを起動する

  1. Riotクライアントのショートカットを右クリックします。
  2. 「プロパティ」を選択します。
  3. 「互換性」タブ内にある「管理者としてこのプログラムを実行する」の項目にチェックを入れます。

注:Riotクライアントを管理者として実行せずに、Lion.exe(インストールフォルダ内のゲームショートカット)を管理者として実行すると、ゲームが適切に動作しないことがあります。

それでも問題が解決しない場合

上記の方法で問題が解決できない場合は、プレイヤーサポートチームまでお問い合わせください。ログを添付していただければ、接続の問題を解決し、再びゲームへ戻れるよう、可能な限りお手伝いいたします!

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